コレクション

松田道雄文庫

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概要

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故松田道雄氏は、京都で小児科医を勤める傍ら、戦後一貫して「在野の思想家」として育児問題をはじめ広い分野でリベラルな発言をしてきたことで知られ、1998年89歳で亡くなった。

最も広く一般に知られた著書に『育児の百科』(1967年岩波書店)があり、これまで約30年にわたり版を重ねてきた。最新刊は『定本育児の百科』。このほか『私は赤ちゃん』『ロシアの革命』などの代表作をはじめ、百数十点の著書、編書がある。

松田氏が使用していた個人蔵書や資料など約2万冊余を、遺族の分散させたくないとの希望により、本学が一括して受入れ、のちに「松田道雄文庫」と命名し保存することになった。

平成11年12月から登録を開始し、2年後に整理が完了。平成13年11月5日から17日まで、本学図書館で「松田道雄文庫展」を開催した。

img_matsuda同文庫の特徴は、書籍の範囲が非常に広いところにある。人文科学、社会科学の大半の領域をカバーしており、和書のみならずロシア語、英語、フランス語、ドイツ語のものがみられる。なかでも文学・歴史関係は合わせて8,600冊で全体の約4割を占める。アナキズムや社会主義を中心とする社会科学関係は5,000冊、哲学・思想関係が2,000冊となっている。その他江戸期の貴重な古文書が数多く含まれており、この個人蔵書は松田氏の全体像を知る貴重な手がかりになるものと思われる。同文庫は、貴重書等を除き、他の書籍と同様に利用できる。

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