図書館にて、11月26日(水)にミニシンポジウム「大洋デパート火災資料の人権論的意義」が開催されます。
1973年の大洋デパート火災では、買い物客ら104名が死亡。遺族はデパート側を相手取って民事裁判を起こし、その裁判の記録が2024年12月に本学へ寄贈されました。現在、図書館にて裁判記録をデータ化するなど、アーカイブ保存に向けた準備を進めています。
本資料を通じて地域社会的な価値を法学・実務・歴史学などさまざまな観点から明らかにし、分断化社会において裁判資料の保管という「記憶の継承」の意義を再考する機会となれば幸いです。多数のご参加、お待ちしています。
日時:2025(令和7)年11月26日(水)16:20~17:50(受付16:00より)
場所:図書館地下AVホール
対象:どなたでも(定員100名)(無料)
ミニシンポジウム プログラム
① 主催者挨拶
② 報告
報告1:森口 千弘(熊本学園大学准教授)
テーマ「アーカイブと人権論的意義」
報告2:高峰 武(熊本学園大学招聘教授)
テーマ「資料保存の意義(大洋デパート火災、免田事件など)」
③ 質疑応答
